日記

検索エンジニアになりたい

Google A/B test

Googleが最近A/Bテストを行っている。theguardianのこの記事(
Google tests black links in searches | Technology | The Guardian
)が詳しい。

A/Bテストの内容は、検索結果ページのタイトルの部分の色を青にするか黒にするかである。
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いままでは青色を使用していたが、そもそもなぜ青色なのかというと(これはbingだが)こういう話(
「Bing」の検索リンクが青い理由--マイクロソフトが配色決定の裏側を説明 - CNET Japan
)があるらしい。また、この記事(最適なテキストリンクの色は? | ウェブ力学)では色々な検索エンジンのリンクの色について説明している。検索エンジンのリンクの色はほぼ青というのが定石らしい。検索エンジンの色について気にしたことがなかったのでこれからもっと気にかけてみる。

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Googleの検索結果ページをみていると使用している色は背景の白,タイトルの青,URLの緑,キャッシュの濃い緑,見出しや背景の一部となっている灰色,Googleのロゴが元になっているページ選択の赤青緑黄,文字の黒である。色の種類は白灰色黒赤青緑黄の7色だとよくよく見てみると色の濃さや明るさが細かく違っている。それに加えてGoogleはYahooやbingよりも画像をアイコンを表示する数が少ないため色の分散が少ない。こういう話題は論文をみたほうが理解がはやそう。
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寄り道をしているときにBeyond Ten Blue Links: Enabling User Click Modeling in
Federated Web Search(http://research.microsoft.com/pubs/160720/WSDM12-236-chen.pdf)を見つけた。おもしろい。

追記
検索サービスのビジュアルを刷新しました。 - Yahoo!検索 スタッフブログによると
Yahooでは検索のビジュアルに1年をかけることもあるらしい。